高等講座生のみなさんへ(福井先生より)

東京本部、高等講座(土曜クラス)担当の福井です。

このたびは本部道場が4月一杯クローズすると言う事で、

期待を胸に道場にいらっしゃる筈の皆さんとお会いして練習出来ない事を

大変残念に思っています。


4月の土曜日、高等講座は背中の一指を主題に練習する予定でした。

椎側を読み、捉える練習は整体操法の醍醐味でもありますし、難しい技術でもあります。

この技術の時にいつも思い出すのは、幼少の井本先生とお父様の修行時代のお話です。

手の三里を捉え、対応がわかったら背中に跨いで、指のはまる所を捉える。

わからなくなったら、また三里をやってから背中へ、何度も繰り返すうちに自然に"四指で捉え母指が行った所が急処"と言う技術を身につけて行かれたそうです。

難しい技術であってもその様に少しずつ、弛まず練習することで身についていくというこのお話は、後進にとって勇気つけられるエピソードです。高等講座のみなさん達が何度も試行錯誤する姿を見ながら、その事を思うのです。


●講師からのお願い

背中の型は慣れないと跨ぐだけで大変です。しばらくやらないと苦労すると思います。 

ご自宅で10分、、30分でも良いですから、足元に注意しながら、枕を使って可動性の練習、跨ぐ練習を続けてください。技術を身につけるには日々の積み重ねが大切です。


それでは、楽しく興味を持って命に向き合う技術を学べる様に講座再開の準備しながら、

皆さんと練習出来る日を待ちたいと思います。

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