中等講座生のみなさんへ(福井先生より)

東京本部、中等講座(水曜クラス)担当の福井です。

51期の皆さんは、中等講座に進まれて新しい勉強を楽しみにされていた矢先に

本部道場が来月までクローズと言う事で、さぞかしがっかりされている事と思います。

私もとても残念です。


4月の中等講座は、足首から下の急処を取りながら

硬結を覚える事を主題に練習する予定でした。

硬結とは疲労素の固まったもの、これを刺激することで体が緩み、

中心である背骨に力が集まってきます。


●講師からのお願い

道場がお休みの間、自習をお願いしたいと思います。

ご自身でも、ご家族様でも良いですから、足の趾骨間のミゾ掃除を行ってみてください。

そして一つ一つミゾをみながら、響くもの、硬結があったら

それを四指と母指で挟んで引いてみます。

すると更に響いて、詰まった箇所が緩み、体の流れが良くなってきます。

どこが楽になるかは、その人によって様々、宝探しみたいなものです。

楽しんで練習してください。


それともう一つ、実はそうやって夢中になって指先に気を集めて練習する事で、

指で読む力、観察力が養われていきます。お休みが開けて5月は頭の急処、

6月から、いよいよ背骨の観察に入る予定です。

しっかり自習されて、準備万端で新しい勉強を始められますように。


この度の件で、体調管理の大切さが、一般の方たちにも浸透して来ました。

私達整体を勉強する者は、そこからもう一歩突っ込んで、

体力の充実をもって予防に取り組む事が出来ます。

初等講座で勉強した、腹部12調律点、側腹などは、予防、回復、両面から

効果のある技術です。

合わせてリンパ体操、C体操など、肋骨をゆるめる体操も大切です。


しっかり復習をしながら、皆様、ご家族様の体調管理を行っていただきたいと思います。

それでは皆様と講座でお会い出来る日を楽しみに、講座再開を待ちたいと思います。


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